カバノアナタケ(チャーガ)って何?
カバノアナタケは、サルノコシカケ科に属するきのこの1種です。ロシアではチャーガとよばれ、カバノアナタケは和名となります。
シベリア霊芝とも呼ばれる大変貴重なキノコで、北半球の寒い地域で確認されており、日本では北海道や東北の一部で自生しますが乱獲により近年は発見が困難になっています。
北海道では古くは先住民族アイヌも煎じて飲んでいたとの事です。
カバノアナタケとして採取されている物は十数年もの歳月をかけ大きくなったものであり、白樺がろ過した大地の栄養を十分に吸って成長し大変希少であることから、「黒いダイヤモンド」「幻のきのこ」とも呼ばれ古くから珍重されてきました。
白樺の樹木のガン
現在ではいろいろな効果効能が証明されつつあるカバノアナタケ。
効果効能の中には抗腫瘍作用との表記もあります。
白樺にとって黒いこの物体は癌になりえるものだと言われております。
人間のがん細胞と同じくその成体の栄養分をどんどん吸い取り大きくなる。寄生された白樺樹木はカバノアナタケ(チャーガ)に必要な栄養分を吸い取られ立ち枯れる樹木もあります。その容姿、育ち方はまさに人間のガン細胞そのものです。
カバノアナタケは火持ちがいいので燃料として使用していた!?
カバノアナタケ(チャーガ)は見た目の通り石炭やコークスに似ておりその成分が知られる前は燃料として燃やしていたとの話があります。
カバノアナタケは表面も内部も密度が濃いので燃やしたとしたら火持ちはとても良さそうです。しかしとても高価な燃料になる事でしょう。